ダンベルの購入
ダンベルの購入についての選び方と注意点
当ホームページではダンベルに付いての質問メールが多く届きます。
特に多い内容が、
・自宅で筋力トレーニングをしています。自重トレがメインです。やっぱり筋肉をつけようと思ったらダンベルは必要でしょうか?
・最近は不景気でジムに行く費用も結構かかるので節約したいと思っています。そこで自宅でトレーニングを行おうと思っていますがダンベルは必要ですか?必要であれば揃えようと思っているのですが、何キロのダンベルがよいのでしょうか?
以前からちょくちょく似た内容のメールはあったのですが、ここ数ヶ月何故か多く届いています。よって自宅でのダンベルの必要性とダンベル購入について説明したいと思います。
まずはダンベルの必要性について
身体をつくろうと思えば自重トレーニングのみではやはり限界があります。
それは負荷に限界があるため。
筋肉は負荷に慣れてしまうと、それ以上の負荷(刺激)を与えなければ成長が止まってしまいます。そこで負荷を増やすことのできるダンベルが重要となる訳です。
そして最大のメリットはトレーニング種目が大幅に増えることです。鍛えたい部位でも人気の高い上腕二頭筋。自重トレではほぼ鍛えることができないのですがダンベルを使えばダンベルカールで鍛える事ができます。
腕立てで鍛えることのできる大胸筋も例外ではありません。ダンベルプレス+腕立て伏せの組み合わせでトレーニング効果もかなり高くなります。
自重トレとダンベルトレレーニングを組み合わせれば全身くまなくトレーニングをする事ができます。レパートリーが増えるということは、定期的にトレーニングメニューを変更することができトレーニングのマンネリ化を防ぐことができます。
マンネリ化は筋肉にとってはマイナス効果が大きくこの事に気づいていないトレーニーが多いです。マンネリを脱出する事により筋肉の成長は著しくなります。
ダンベルの購入について
ダンベルの購入では「これが良い」と言うのは特にありません。と言うのもどのメーカーのダンベルであっても重さ自体は変わらないからです。
しかし大きなポイントがあります。それは「利便性」これ非常に重要なことです。
多くのダンベルがプレートを増減してウェイトを調節できますが、ホームセンターなどに売っているようなタイプはプレートを調節できるのですがプレート枚数に限度があると言うことです。多くの場合が10kgまで。
さらに言えば細かなプレート調節が出来ないこと。殆どのタイプが2kg刻みのプレートなので7.5kgなど微調整が出来ない点。この微調整は胸などの大筋群ならさほど問題は無いのですが上腕二頭筋のような細かなウェイト調節が必要な小筋群では大きなポイントとなります。
あと筋トレを始めて3ヶ月くらいまでなら問題は無いのですが、それ以降(トレーニングレベル向上)になると確実に負荷が足りなくなってしまいます。そうなってしまうと再度ダンベルを購入しないといけなくなります。これは経済的ではありませんね。
よってプレート調整がある程度まで出来るタイプのものを選ぶのがベストです。